ロイヤルハイネス、ブラン・ドゥブル・ドゥ・クベール、ルイ14世

5年目のRoyal Highness(ロイヤルハイネス)1962Swim&Weeks米は、我が家では株がなかなか大きくならず、毎年、ほんの少ししか花を付けてくれません。
しかし、今年は得も言われぬ美しさで1輪咲いてくれました。
この柔らかなピンク、レッドクローバーと口紅水仙を背にして、高貴な佇まいです。


翌日には花弁が少しずつめくれてきました。
最初の写真から10日後。
薄い花弁をふんわりと重ねて、あぁ、なんと形容したらよいのでしょうか。
この上品さ、はかなく見えつつも凛とした美しさ。
もちろん、香りも上品です
たった1輪で、心をわしづかみです。









そして、これも純白で透き通るような花弁のBranc Doubule de Coubert(ブラン・ドゥブル・ドゥ・クベール)1892(仏)HRg
薄い紙を巻いたような蕾です。
ごく薄〜くピンクがかっています。
ルゴーサ系統とわかる、ハマナスにそっくりの独特の葉です。
そして、開くと純白の花。
花弁によった皺が、薄ーい紙のように美しいです。

あっという間に散りますが、次々と咲いてくれます。
これも5年くらいの株です。
あちこち植え替えましたが、丈夫で、花が美しく、香りも最高〜♪
あまり大きくならず、ヒップもかわいいこの花は、庭の入口に地植えし、入ってくる人をお出迎えしてくれています。







玄関先を飾るLouisXIV(ルイ14世)1859(仏)Ch
黒バラといってよいほどの深い紅です。
ベルベットのような高級感ある花弁です。
この翌日には金色のおしべが顔を出し、金色のフリンジの付いた王族のベルベットの深紅のマントを思わせるのです。
香りの形容もこれまた難しいのですが、素晴らしい香りです。

鉢仕立てで、これも5年ほど。
毎年たくさん花を付けてくれます。
昨年はお世話が足りず心配したのですが、この春もまあ、見事に咲いてくれました。
ルイ様、ありがとう!!